Category : 摂食障害

摂食障害5 過食おさまる

過食しても吐くのを我慢して人生最大の体重になったわたし。
 
吐かないでいるのは体力的には楽だったけど、明らかに太った自分を鏡で見るのは精神的につらかった(°_°)
 
太る=自分をコントロール出来ないダメ人間ていうイメージがあったし、顔も体もパンパンな自分を認められなくてストレスはたまるばかり。
 
吐かないから病気が治ったって訳でもなくて、ただ「過食嘔吐」が「過食」になっただけ。
 
相変わらず苦しくなるまで食べなければ気が済まなかったから、とにかくいっつもおなかが苦しい状態だった。
おなかが苦しくて横になれなくて、座ったまま寝たこともあるくらい(°_°)
 
結局苦しさに耐えられなくてまた吐いてしまうことに…
 
でも、この頃奇跡的に「過食」も「嘔吐」もしなくなった時期があったんです。
 
それはカナダへ留学をした時。
 
元々英語と海外に行くのが好きだったから、ずっと楽しみにしてたイベント。
1ヶ月の短期だったけど、その間の生活はすべてが新しくて楽しくてしょうがなかった!
 
ホームステイだったから食事の量も決まってて過食手前でごちそうさま出来たし、とにかく宿題と勉強と遊びに夢中だったから過食嘔吐するヒマがなかったんですよね。
 
久しぶりにフツウの人間に戻れた貴重な期間。笑
 
このまま治るかもーと思ってたけど、帰国してから間もなくまた過食嘔吐生活に戻っちゃった。
 
でもこの時の経験で、少しだけ治すヒントを得たような気がしたんです。
 
今ははっきりわかるけど、何かに夢中になると、周りの目や体型が良い意味で気にならなくなるんです。

それはどうしてか?
単純に体型のことを考えるヒマがなくなるってのもあるけど、何かに夢中になる程のめり込むと、その何かが自分の経験や能力となって自信がつくからだと思う。
 
外見じゃなく内面の自信。
 
その自信が表情やオーラとなって出てきて、人を輝かせる。
だから、周りの目や体型を気にする時間があったら、自分が楽しいと思うことをやった方がよっぽど健康的です(^_^) 
 
留学後もまた過食嘔吐をするようになっちゃったけど、前より頻度が少なくなって症状が良くなってきたんです。
ていうのも、この後すぐに就活の時期になって、何かとやることとか考えることが自然に増えたから。
 
何社か受けて、結局縁があった広告会社に行くことに。
 
社会人になるのわくわくしてたなぁ。
わたしは学生じゃなくなるのやだとかまったく思いませんでした。
 
逆にやることが増えてヒマな時間がなくなってほしかったし、学生時代に色んな業種のバイトを経験したんですけど、なんだかんだ働くの好きだったんです。
社会で人と関わることで、世界が広がっていくかんじがして。
 
色々やってみて1つわかったのは、わたしに外見を如実に求められるような仕事は向いてないってことでした。
 
とにかくなんでも興味があったので、バイトでイベコン、アパレル、メディア業とか色々やってみたんですが、決まって、仕事の前後に過食嘔吐がひどくなってしまってました。
 
華やかな世界はキレイで細い子だらけで、自分と比べて落ち込むばかり。
ちょっとでも痩せなきゃって脅迫観念に襲われて心から楽しめませんでした(°_°) 
  
そんなこんなで新生活へのわくわく感から、大学生の最後の方は過食嘔吐がほとんどなくなりました。

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摂食障害4 おサイフ事情

えーと、今日の話はかなり自虐です。笑
こんなやつでも摂食障害って治せるんだ!って安心してもらえたら嬉しいなぁ。笑
 

摂食障害を長く続けていると、当たり前だけどお金がかかります。
 
大体、一度の過食の金額は1000円〜3000円位。
 
いつも1000円までにおさえようと思いつつも超えてしまうことなんてざらだったし、多い時には一度に5000円以上使ってしまったこともありました。
 
というのもわたしの場合、毎回「今日で過食はやめよう!」って決意してたもんだから、最後だと思って無駄に高いものを買ってしまったりしてたんですよ(°_°)
(あるある?)
 
例えば、過食する時って、普段避けようとしている食べ物を選びがちなんですが、
(わたしの場合、菓子パンや麺類がそうだった。)
 
となると、パンを食べるのは人生で今日が最後だから、思いきって1つ500円する美味しいパン屋さんのパンを記念に食べとこう!みたいなかんじで余計にお金使っちゃったりするんですよ。ちーん。
 
20歳そこらで一生パンを食べないって決めつけるなんて相当無理あるよなぁ…笑
 
でもなんだかんだ結局やめられないから、過食をやめられない自分と、お金を余計に使ってしまった自分をダブルで責めるという負の連鎖。
 
こうして昔を振り返ると、摂食障害という病気にとても振り回されてたなぁって改めて思います。
 
で、そんなかんじでお金を使い続けていたら、とうとう貯金が底をつきる瞬間がきちゃったんですよね。
 
バイト料もないし、親からお金をもらうのは悪いし…
どうしようーと考えてたら、ふと手元にあるカードに目がいったんです。
 
あ、そうだ!カードで買えばいんじゃーん!るん♪
 
で、その時から食費に使いまくってたら、(当たり前だけど)すぐに限度額に達して、カードが使えなくなっちゃったんです。
 
30万円が…食費だけに…キエタ…(°_°)
 
でもわたしには、30万円を使ってしまった事実よりも、カードが使えなくて食費がなくなったショックのが大きかったんです。
 
そして、ついに手を出してしまったのがキャッシング。
 
当時、お買い物枠と別に30万円分のキャッシング枠を持ってたので、そこからは魔法のようにカードから出てくるお金で食べ物を買ってました。
 
そしてとうとうキャッシング枠も使い切ってしまった時に、やっと自分がしてしまった事の重大さに気づいたんです(°_°)
 
おや?わたしこれ一体何年払い続けるんだ?(´・_・`)

リボ払いの返済プランを見て愕然となったわたし。
 
ここまで来るとヤバいですよね。笑
今60万円あったら何するかなぁ…(遠い目)
 
それからは食費に対して多額の出費をすることはなくなって、細々と返済して行くことになるんだけど、こんなヤバい状況になっても過食はやめられませんでした。泣

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摂食障害3 過食嘔吐→ただの過食→人生MAX体重(°_°)

高校を卒業して、晴れて大学へと進学したわたし。
相変わらず摂食障害は続いてました。
一度過食のスイッチが入っちゃうと、おなかがパンパンになるまで食べて吐く、という一連の流れが終わるまで止められませんでした。
 
朝ごはん食べたら吐きたくなって、午前中の授業はよくさぼってて、せっかく高い授業料を払って大学に通わせてくれている親に申し訳なくて、引き続き自己嫌悪の毎日。
 
新しく出来た友達に過食嘔吐してることをバレたくないから、高校の時と同じように、友達の前では普通にごはんを食べて、別れた後に吐いてた。
 
そういうフリをするのも苦しかったけど、せめて友達の前では食欲を自由にコントロール出来るまともな人間でありたかったんです。
 
この頃から「フツウの人間になりたい」って常に願ってた(°_°)
 
ちゃんと食欲をコントロール出来て、お皿に食べ物が残っててもおなかいっぱいになったらごちそうさまが出来て、おなかがすいてなかったら食べ物を勧められても断れる。
 
そんな当たり前でフツウのことが出来なくて、気がついたらいつも自分を責めて、自分の意志の弱さに絶望してた。
 
そんなある日、とうとう家族に過食嘔吐してることがバレてしまったんです。
 
家のトイレで何度も吐いてたからそりゃバレるよな…と思いつつも、それでも吐いてることを指摘された時は恥ずかしさとショックでたまらなかった。
 
摂食障害って、食べたいだけ食べて吐く、食べ物やお金を大量に無駄にする行為。
家族もわたしの行動は本当に理解しがたかったと思う。
 
家族からはすぐ吐くことをやめるように説得されて、その場で頷くことでもう話題は終わりました。
 
でもその時わたしがまっ先に考えたことは、「家族のためにやめよう」ではなく、「これからどこで吐こう…」ってことだった。

完全に病気に捕われてました(°_°)
 
結局、家族に心配かけたくないから、家では普通に食べて、食後の散歩とか言って近くのショッピングセンターのトイレで吐くパターンに(°_°)
 
だめなことだってわかってるのに止められない。
 
友達はおしゃれやショッピング、将来のこととか考えてるのに、自分はどうして四六時中食べ物と体型のことしか考えられないんだろう。
 
友達はおしゃれにお金を使っているのに、自分はどうして食べ物にばかりお金を使ってしまうんだろう。
 
自分のこと否定してばかりでした。
 
 
その内、食べ物を口にした瞬間、どうやって吐くかで頭がいっぱいになっちゃって、まともに人と話せなくなりました。
 
それに、吐いてるから体は痩せてるけど顔はパンパンっていう、典型的な過食嘔吐スタイルだったから、久しぶりの友達と会うことが出来なくなりました。
 
「太ったね」って言われることが何よりも怖かったんです。
 
でも友達に会いたい気持ちはあるから約束はするものの、当日になって過食嘔吐が止まらずドタキャンしたことも。(ごめんなさい) 

でも、このままじゃいかん!と思って、食べても断固吐かない!って決めた時期もありました。
とにかく過食嘔吐生活から抜け出したかったし、もう1つ大きな理由があって。
 
それは高校時代からつきあっていた彼という存在。
 
わたしはこの頃、自己嫌悪とネガティブに囲まれた毎日だったんだけど、そんな中でも彼の存在は救いだった。
 
彼は良い意味であまり物事に執着がなく、どちらかというと鈍感なタイプ。
ポジティブであまり悩まない性格の彼といるととても楽でした。
 
それに、彼はいわゆる本物の痩せの大食いで、かなりの量も余裕でたいらげる姿は見ていて気持ち良かったし、そういう所も好きだった。
 
彼にどん引きされる覚悟で摂食障害を打ち明けた時、気持ち悪がりもせず、ただただ話を聞いてくれた時は本当に救われました( ´-` )
 
それまで、彼と食事をしてバイバイした後に吐いてたりしたけど、食事をした後も吐きたい衝動が収まるまでしばらく一緒に過ごしてくれたりもして。
 
今だったら絶対吐くことをやめられる!と思って、過食をしてもしばらく一切吐かなかった。
 
そうすると当たり前のように、わたしの体重はどんどん増えてって、なんと痩せていたピークの時よりも、15キロも太っちゃったんです(°_°)!
 
それでも彼はわたしに太ったとは一切言わなかったんですよ。ホロリ。
 
ただ、日々太ってく自分が許せなくてストレスがたまる一方のわたしは、同じ量を食べても太らない彼に、なんと、嫉妬して八つ当たりするようになっちゃったんです。
 
どうしてわたしは太るのに、あんたは太らないんだよぉ〜!!泣
 
彼は何も悪くないし、完全にとばっちり。
  
そんな時も怒らず受け流してくれた彼。(神!)
結局何年か後に別れてしまったんですが、彼には今でも感謝しています。
 
そして20歳の頃には人生最大の体重になってました。

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