Category : 摂食障害

摂食障害8 もう大丈夫。

3年半ぶりに過食嘔吐をしてしまったわたし。
 
貿易会社をやめてからは、旅行と貯金のために仕事をかけもちして、休みもほとんど取らず寝る時以外は仕事って生活をしばらく続けてました。
 
仕事は完全に給料で選んでたんだけど、高いとやっぱりそれなりにきつい。汗
 
やりたいことのためにかろうじてがんばってたけど、ストレスピークの時に過食しちゃったりして、今考えたら不安定だったなぁ。
もう二度とあんな無茶な働き方はしたくない(°_°)
 
わたしはやると決めたことにはストイックで完璧主義なところがあって。
これは長所でもあり、もちろん短所でもあります。
 
摂食障害の人に多いのもこのタイプらしいです。
0か100か、みたいなね。
 
過食がひどかった頃も、1日過食しなかったら100点、1回でも過食しちゃったら0点って勝手に採点して落ち込んでました。
 
良い日、悪い日の基準がすべて食。
ほんと極端に食にとらわれてたなぁ(°_°)
 
 
そんなこんなで過食嘔吐が完全に治らないまま過ごしてたんだけど、26歳の時にきっぱりやめようと決めたきっかけがありました。
 
それは1つ上の兄の死です。
 
兄は生まれつき、筋ジストロフィーという治療が出来ない病気を患ってました。
成長と共にだんだん全身の筋肉が衰えていくという病気。
 
そんな兄を持ったわたしは複雑な想いをたくさん抱えて育ちました。
 
昔筋ジスの人の本を読んで、寿命が20歳前半だと知った時はショックで涙も出なかった。
 
1人で何も出来ない兄は24時間介護が必須で。
学校や会社がある父や姉、わたしと違い、母はずっと兄につきっきりで介護をしてました。
 
たまに自分が介護を担当する時は、友達との約束も断らないといけないし、ずっと家にいないといけないし正直やだって思ったことは何度も何度もありました。
 
でも兄のことは昔から大好きだった。
 
兄はとにかく優しくて頭が良くて強い人で。
ゲームが得意で、わたしが唯一マリオカートで負けたことあるのがお兄ちゃん。笑
 
うちの家族は父のがんばりで恵まれてた方だと思う。
毎年色んなところに旅行に行けて、兄の好きなゲームやパソコン、介護用の設備も十分に備えられてた。
それに食にお金をかける家だから、兄は家にいても美味しいものをいっぱい食べてこれたと思います。
 
昔、障害を持って産まれてくる子供は、親を選んでいると教えてくれた人がいた。
障害を持っているのに親がちゃんと育てられなかったら可哀想だからって。
ずっと子どもを産むのが怖いと思ってた私はその言葉にすごく救われたんです。
(産まれた子どもが兄と同じ病気だったら、わたしは両親のように育てられるか自信がなかったから。)
 
でも今は、障害も子供を選んでるんじゃないかと思う。
きっと、心が強い子じゃないと乗り越えられないから。
だからこそ兄を誇りに思うし、兄がお兄ちゃんでよかったと心から思う。
 
兄の死は家族全員で看取ることが出来ました。
わたしはこの日をきっかけに、生きることを考え直しました。
 
人間、そもそも生きてるだけで奇跡なんだってこと。
五体満足は当たり前じゃなくて、感謝すべきなんだってこと。
 
自分の力でなんでも出来る可能性があるってすばらしいこと。
だからわたしは自分で出来ることはなんでもチャレンジしようって思ってます。
やらないで後悔なんか絶対にしたくない。
 
悩みの大小なんてその人次第だけど、体型とか人にどう思われるかとかちっちゃいこと気にしてたら兄に失礼な気がして、もうどうでもよくなったんだ。
それよりも、今生きてる人生を、自分が出来る範囲でどれだけ楽しむかを考える方がよっぽど前向きですよね。
 
あと、出来ないことを悩むより、出来ることを伸ばす方に目を向けること。
出来ないことを悩むってことは、出来てない自分を認められなくて責めてる状態だから、いわゆる無駄な自己嫌悪。
それよりも出来ない自分を認めちゃった方がぜんぜん楽なんです。
 
例えば、過食しちゃっても、過食しちゃった自分を責めるんじゃなくてまず認めてあげること。
太っちゃっても、こんなのわたしじゃないって目を背けるよりも、太っちゃった自分を許してあげること。
 
簡単にはいかないかもしれないけど、これが出来たら過食嘔吐の欲が本当に減ります!
 
人間、どんな感情でも一度認めてあげないと、どんどん大きくなるんだって。
だから無理に抑えようとする前に一度認めてあげてみてください(^_^)
 
という訳で、この日以来わたしは吐かなくなったし、たまにごはんが美味しくて食べ過ぎちゃっても、危機迫る過食ではないし、何より体重がキープ出来るようになったんです。
 
といっても体重計には基本乗らないから、健康診断の時に毎年ほぼ同じ数字が出るってことなんだけど。
 
人間ておもしろいよねぇ。
太ってもいいやって、良い意味で諦めたら執着もなくなって逆に痩せるってゆー。笑
 
諦めるのってネガティブなイメージが強いけど、わたしはとてもポジティブなことって思ってる。
 
何かを諦めると、他の新しいことにチャレンジする機会を得られるってことだから。
もしかしたらその新しいことが自分にとっての天職だったりするかもで。
 
ほら、恋愛でも片思いを諦めたとたん運命の人と出会えたとかあるし(^_^)
 
そんなかんじで今は考え方が昔と違うから、もう吐かないって自信を持って言えます。
 
さんまさんも言ってるように、人間生きてるだけでまるもうけなんです!笑
この言葉ほんと好き(^_^)
 
あと1つさんまさんの好きな言葉がこれ。
 
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俺は、絶対落ち込まないのよ。
落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。
過大評価しているからうまくいかなくて落ち込むのよ。
人間なんて、今日できたこと・やったことがすべてやねん
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はい。わたし過大評価してました。笑
的得てるよなぁ。
 
昔は1日中マンガ読んでるだけで、ダメな1日だった・・・とか思ってたけど(笑)、今はそんな自分も自分だって思えます。
むしろマンガ読みたいってゆーやりたいことが1日中出来たから幸せじゃん、なーんてね。笑
 
わたしは摂食障害を乗り越えて、簡単に落ち込まなくなったしこれからの人生が楽しみになりました(^_^)
出来ることは年齢や性別に関係なくやってやろうって思ってるし、歳取るのも楽しみ!
歳取るとちっちゃいこと気にしなくなってくるし、色んなことがどんどん吹っ切れるんですよ。笑
 
まだまだ未熟者だけど今のこんな自分が人生で1番好き(^_^)
 
今摂食障害で苦しんでる方も、いつか必ず病気が治って自分のことが大好きになる日がきっとくると信じてます!
無理せず気楽に行きましょう(^_^)

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摂食障害7 過食嘔吐ぶり返す

新卒で入った会社で働くこと3年。
 
広告業界は楽しかったけど、他の業界も経験してみたいと思ってたところに、たまたま縁があった貿易会社に転職することになったんです。
 
会社をやめて1ヶ月休みがあったから、前から行きたかった海外1人旅に出ることに(^_^)
 
タイ行きの飛行機と初日のホテルだけ取って、後はまったくノープランの旅!
 
おっきいバックパックしょって、バンコクやアユタヤを回って、プーケットではダイビングの資格も取って。
 
その後、カンボジア→ベトナム→マレーシア→シンガポール→台湾をぐるっと回りました。
 
どの国もほんとによかったけど、わたしはカンボジアに一番衝撃を受けました!
カンボジアが一番日本とかけ離れてたし(街並みや文化とか)、アンコールワットや周りの遺跡が圧倒的にすばらしかったし、サイゴン川に沈む夕日やキレイな星空は今でもはっきりと覚えてる( ´-` )
 
食べ物が美味しかったのはタイと台湾!
どこで食べても美味しかったし、何より安かった(^_^)アリガタイ。
 
またいつか行ってみたいなぁ。
 
国の移動は行けるとこは極力バスで行ったり、バッパー泊まったりしてたから、6カ国に1ヶ月もいて30万円で済んだのです!
ビバ・アジア!
 
いつかラオス、ミャンマー、インド、ネパール、インドネシアも行ってみたいなぁ。
 
そんなこんなで1ヶ月間たっぷり楽しんで、新しい会社での生活がスタートしました。
 
仕事内容は自社オリジナル化粧品の販売とプロモーション。
いつか独立したいと思ってたわたしに、社長は新しく立ち上げた美容事業を任せてくれました。
 
自分の興味ある美容事業を責任者として運営する。
自分のやりたいことが出来てる状況。
 
なのに、仕事がめちゃめちゃしんどかったし楽しいと思えなかったんです(°_°)
 
とゆーのも、オリジナル化粧品、正直わたし自身とても効果があると思えなかったんです…
(広告作りのために化粧品を使ってbefore→afterを撮影しても、正直変化がわからなかった。)
 
とはいえ売上を上げないといけないから営業するも、なんだかお客さんを騙してるみたいで罪悪感でいっぱいになっちゃって、売れても喜べなかった。
そんな状態で営業してても、ただでさえ競争が激しい美容業界では次第に売れなくなってくし、負のスパイラルの毎日(°_°)
 
それに、前の会社では仲間がたくさんいたけど、今回は少数社員のベンチャー企業でそれぞれ違う業務をしてたから孤独だったんです。
 
もうすべて放り出したいけど、この会社でがんばるって決めたのは誰でもない自分で責任感もあったし、何よりわたしを信じてくれてる社長に申し訳なくて何ヶ月か続けてました。
 
でもある日ストレスMAXになって、とうとう過食嘔吐に手を出しちゃったんです。
 
1回やってしまったら止まらなくて、精神的にも体力的にも仕事を続けるのがつらくなって。
最終的には、商品も会社も好きになれない社員にずっと働かれても会社も迷惑だろうと割り切って、社長にみんな打ち明けてやめさせてもらいました。
 
過食嘔吐が完全に治ったと思ったのにまたぶり返してしまったわたし。
 
摂食障害って完全に治るって定義が難しい。
わたしみたいに、ひょんなことから何年ぶりに過食嘔吐してしまったって例はたくさんあるらしいし。
 
でも今は完全に克服出来たと心から言えるんです。
どうしてかというと、治したいと心から思えるきっかけがあったのと、根本的に自分を認めてあげたから。
 
詳しくはまた次回書きます!
 

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摂食障害6 克服出来た??

無事大学を卒業して社会人になったわたし。
 
昔から物作りや絵が好きだったから、広告の制作をしてみたくて入った会社で、すごく楽しみでした(^_^)
 
でも新卒研修として最低でも1ヶ月は営業をしなきゃいけないとゆー試練が。
結局営業やるんかい!泣
 営業したくないから制作希望で入ったのに。泣
 
渋々営業をすることになった研修初日。
 
まったくやる気がなかったのに、当時の上司が朝礼で言った言葉がわたしの仕事への見方をガラっと変えることになったんです。
 
「人間は1ヶ月くらい、遊ばなくても食べなくても寝なくても、死なない。」(キリッ)
 
これ聞いて、あーそうか。1ヶ月くらいほんとにこの通りにがんばってみようかな。って思って。
(さすがに完璧に食べない、寝ないは無理だけど。笑)
 
ほんとに1ヶ月は遊ばず、土日も仕事して、ストイックにがんばってみたんです。
 
そしたら100人近くいた同期の中で営業成績がなんと2位に!
 
わたし受験もしたことないし、何かにこれだけ一生懸命になったことなかったから達成感がなんとも言えなくて、あれだけイヤと思ってた営業に見事にハマったんです。
 
とはいえ1ヶ月目は2位だったことが悔しくて(泣きました。笑)、翌月からもさらにがんばったら1位になれたんです(^_^)
 
その調子で営業を続けてたら、4ヶ月目で部下が出来て、1年たった頃には課長に昇進。
それに、勤めてた3年間営業成績が何かしら1位で、異例の3年連続社長賞もらうという快挙も。
 
実力主義の(ブラック)会社だったから年齢や男女に関係なく役職とインセンティブを与えたてくれたし、何より社内の人間関係やお客さんにも恵まれてたから、仕事が楽しくて楽しくてしょうがなかった。
  
念願の1人暮らしも出来て、欲しいものも買えて旅行にも頻繁に行けて、人生のプチバブリー時期でした。笑
 
こんなかんじで、仕事がわたしの欲や自信を満たしてくれたから、一切過食嘔吐をしなくなったんです。
しかも自然に痩せたし!
 
やっぱり何かに夢中になってるとそれだけで満たされるし、体型のこと考えるヒマなんて一切なくなる。
無駄に悩む時間があったら、何かほんの少しでも自分のために行動してみることが大事なんだと痛感しました。
 
わたしもそうだったけど、たいてい悩んでる人って、答えを出したいから悩んでるんじゃなくて、悩みたいというか、悩みにひたりたいから悩んでるパターンが多い気がします。
悩んでる時って、たいてい自分の中で答えが出てたりするし。
 
自己嫌悪も同じ。
自己嫌悪に陥るくらいだったらさっさと反省して切り替える方がよっぽど良い。
 
 
自己嫌悪への考え方で、まさに!って思うことを、わたしの好きなセラピストの先生が言ってた。
 
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「自己嫌悪」って、実は「ズルイ」んじゃないかって思うんですよ。
 
「家で資格試験の勉強したいのに、できない」とか言ってる人は、現実では、しっかり勉強をサボっておきながら、本当の自分は、「しっかり勉強する自分だ」って思いたい。
 
そんな相矛盾した状態をつなぐのが、「自己嫌悪」というわけです。
 
やりたいことやって、自分に希望も持てて、まさに「両方取り」ですよね。
 
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いやーほんとそう。
わたし自身、自己嫌悪が次につながることってなかったし、一度陥ったら抜け出すのに大変だったから、今は無駄に悩んで自己嫌悪になることは避けてます。
 
時間は限られてるからウジウジしてたらもったいない。
  
話がそれたけど、当時わたしはやっと病気を克服出来たと思ってました。
 
が、
 
そんな甘くなく、ちょっとしたきっかけで再発することになるのです(°_°)
 

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