期待しない。

摂食障害や人間関係、仕事や恋愛、これからの人生について私がもがき苦しんでた時、あるセラピストの先生にお世話になった。
 
なんでこんなに生き苦しいのか。
 
色々カウンセリングしてもらって、気付いたことがあって。
 
私は常に誰かの期待に答えようとしてて、自分の人生を生きていないんじゃないかと。
 
考えてみればちっちゃい頃から、親が与えてくれたことをやってたなぁと。
 
習い事はたくさんやってきたけれど、どれも、自分がやりたいと言って始めたものはなかった。
 
なんとなく親が望む、こうなってほしいっていう理想像をわかってて、常にそれを目指していた。
 
大学の時にCAになりたかった。
 
でも、そのために必須としてた英語の勉強が出来なかったし、そのために親が通わせてくれた専門学校にまともに行けなかった。
それ以前に、どうしてCAになりたいかっていう志望動機すら書けなかった。
 
入社試験を受けたものの、もちろん落ちた。
 
なりたかったものなのに、そのために必要なことがどうして出来ないのか、当時は自分の意志が弱くて、だめなやつだからだと思ってた。
 
でも後々になって、違うことに気付いた。
 
私がCAになりたかった唯一の理由って、”CA”っていうブランドがかっこいいから、ってだけだった。
 
それって、もし私がCAになったら、親にとって自慢の娘になれるんじゃないかっていうことと同じだった。
 
私にとっても、自分がCAになったら、人に羨ましがられたり、親に認めてもらえるっていうメリットがあった。
 
でも、その動機だけで受かる程簡単な仕事ではなかった。
 
海外に行くのは好きだけど、CAになっても、旅行のように自分の好きな国に好きなように行ける訳ではない。
そこが応募の本質ではなかった。
 
とまぁ前置きが長くなったけど、人に期待されることってポジティブなイメージがあるけど、実はそうじゃない。
 
もちろん期待されることによって、良い結果を出せる時もある。
でも、それに慣れてしまうと、期待されなくなった時に、何も出来なくなってしまう。
私がそうだ。
 
営業をやってた時に良い結果が出せたのって、自分に能力があるからだとばかり思ってたけど、その当時、私に期待をかけてくれる人がたくさんいた。
その人たちの期待に答えたいから必死になってがんばってた。
 
何度も自分で独立して営業をしようと思ったことがあったけど、たった1人で、オーディエンスがいない環境で何かを始める勇気がなかった。
 
で、自分て実は何も出来ないやつなんじゃないかってもやもやして。
 
期待してくれる人を探して、何かを始めるのも1つの手だ。
 
でも、それって結局人の基準で自分の人生を歩くことになる。
 
自分で自分に満足するシチュエーションがない。
これだと永遠に自分で自分を満足させることが出来ない。
 
人の期待に乗って生きてきたけど、結果生き苦しくなったのは事実。
 
期待されない中で何が出来るか、何をしたいか、何も無い状態から始めることが私にとって必要なのだ。
それが生き苦しくないものなのかはわからないけど、これまでとやり方を変える必要がある。
 
それと同時に、人に期待しないこと。
 
知らず知らずの内に、彼にすごく期待して圧をかけてしまってることに気付いた。
人に期待されて苦しかったのに、彼に同じことしてる。
 
私が彼の好きなところはいくつかあるけど、1番は、素の自分のままでいられるところ。
彼は私に何も期待していないんだ。
 
君にこうなってほしい、って一度も言われたたことがない。
 
化粧しなくても、パジャマのままでも、いびきをかいても、顔がむくんでても、太っても、一度も何も言われたたことがない。
 
今のままの私を好きでいてくれる。
 
それに対して私は、自分の理想を彼に押し付けてばかり・・
 
人は自分で変わろうと思わない限り変われない。
人を根本から変えることなんて出来ないんだ。
 
彼の人間性が好きなのだから、これからも一緒にいてほしいから、期待しない。
 

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